「架空電車」の第7回は近鉄さくらライナーです。近鉄26000系"さくらライナー"といえば、登場してもう21年も経つんですね。時の流れの速さが恐ろしいです。
オリジナルの塗色は、あえて桜色にはせず、葉桜にしたところに奥ゆかしさが感じられて、近鉄らしく好ましかったのですが、リニューアルでお客さんにアピールするとなると、多少、派手目になるのも仕方ありません。でも、リニューアル後のイメージ写真を見た印象は、ちょっと微妙なものがあります(とくに前面の処理)。そこで、ウスラウサギ製作所が、塗色デザインを手がけたなら、こうするぞというところを画にしました。前面から側面にかけて、満開の桜の花びらの模様を、大胆に動きをつけてあしらうことで、インパクトがありながら、上品な仕上がりになったかと思います。
なお、裾の帯は桜の枝のイメージで、びしっと入れたつもりでしたが、消してみたらどうなるか下図のように試してみると、これはこれで悪くはないですね。
【注意事項】
- 実在の鉄道事業者様、関連企業様とは一切関係ございません。ただの妄想です。
- パースのディテールは相当省略してますが、気にしないでください。
【参考資料】
- 鉄道ファン1990年5月号
- 近畿日本鉄道 さくらライナー
http://www.kintetsu.co.jp/gyoumu/Express/train/sakura-liner.html - 近畿日本鉄道 「さくらライナー」リニューアルと運行開始について[PDF]
http://www.kintetsu.jp/news/files/110215sakura.pdf
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